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僕はリビングに向かい
料理を作っていると
上から降りてきた
神谷が僕を後ろから
抱き締めてきた
杏「なに??」
珠喜「潤まだ帰ってこないの?」
ズキン
またこの感覚か…
胸が苦しくなる
杏「…早く帰って
きてほしいわけ?」
珠喜「…まあね」
痛い…
神谷の馬鹿…
杏「…あっそ
もう帰って来るんじゃない??
気になるならメールでも
すれば??」
珠喜「もう帰ってくんなら
別にいいや」
杏「ふ~ん
つか離れて…料理出来ない」
僕はパチっと神谷の腕を
叩いた
珠喜「…怒るなよ」
杏「別に怒ってない」
本当は怒ってるけど…
僕って独占欲が
強いのかも…
珠喜「…おいで」
僕神谷の"おいで"に
弱いんだよね…
杏「…なに?」
ギュゥ
珠喜「俺が好きなのは杏だから
杏が好きなのも俺だろ?」
杏「う…って決めつけんな!!//
僕はお前の事何か
好きじゃないって
言ってるだろ!?//」
珠喜「じゃな何で嫉妬するんだ?
好きだからだろ?」
杏「嫉妬何かしてない!!」
珠喜「あっそ
じゃあ潤にしよ
潤は素直で何気に可愛いし」ニコ
杏「や…やだ!!」
珠喜「フ…嘘だよ」
な…騙された…
杏「うざい!
神谷の馬鹿!!」
だあ!!
ムカつく!!
馬鹿神谷ー!!!
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