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「状況がわかってねぇのはそっちだろ?今謝れば、半殺しで許してやるぞ?」
怒りの気配はそのままに、にっこりと笑う龍牙。しかし目が笑っていないので逆に怖い。
C「ふざけんじゃねぇよ!」
B「男なら容赦しねぇからな!」
先に勘違いして龍牙を怒らせたのが自分達だと言うのを棚に上げ、A~Fが龍牙に攻撃をしかけていく。
DとEが龍牙に向かって同時に向かっていった。
その攻撃があたる寸前に、龍牙は流れるような最小限の動きでよけた。
二人の攻撃を簡単にかわした龍牙を見て、緊張した様子のA~F。
Bがじりじりと下がって、携帯でどこかに連絡をとっている。その間、誰も龍牙から視線を外さなかった。いや…外せなかった。
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