第二章

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桃太郎はすぐに自分の家にしていたと思われる建物に入っていくと、服を脱いで下着の上から軽そうな銀色の鎖帷子を着込み上から着物を着た。その柄はシンプルな無印であり、薄緑色をしていた。その上からはキリスト教の影響が強く見られる首巻きをして、頭には『日本一』と書かれた鉢巻きをした。最後に長刀を肩に横掛けして支度は完了した。   「では次の目的地へ発つ事にしよう」   こうして兼平は最初の仲間、桃太郎と出会い共に新たな仲間を求めに行ったのだった。
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