旅立ち。

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そして、5年の月日が流れた。 ルナーは、すっかり成長して 髪の毛が腰のあたりまで 伸びてきていた。 ルイは、長かった髪の毛を ばっさりと切って短髪になった。 ルイ 「よし、ルナー! 行くぞっ!」 ルナー 『うんっ! …それぢゃあ、皆 行ってきます。』 村長 「ルナー、ルイ。 気をつけるのじゃ…… 必ず、生きてフィンとリリィを 連れて帰ってくるのだ。」 ルナー 『うんっ!絶対に 父さん達を助けてくる!』 ―そう、今日は旅たちの日。 あの時から、両親を 助け出すために毎日、毎日 鍛錬をしてきた。 ルナー、1人では危ないので ルイも同行することになった。 ルナー 『いってきまーす!』 ルナーは、皆に手を 振りながら前へ進む。 ルイは、一度も振り返らず歩く。 目指すは、魔王のところ―
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