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~孤独と自慢~
キッチンのピークも過ぎろくでなしの楽しみの一時。ふとキッチン内に何やら飛んでみえ、食堂だから捕まえなさいと言うと私の声にかぶせながら『友達なんだよっ!』と。
少し大きめなガを孤独な為友達と錯覚し『‥もぉ一人いるんだぁ』と俯き照れ笑い。黒く輝く蝿。こんなところ辞めたっていんだよと心で叫ぶ私。
孤独と沈黙を破る為に自慢自前のCDラジカセを今日キッチンに持ち込み延長コードがなく仕事では欠かせないライスのコードでラジカセを繋ぎライスは品切れ。『オレはライスよりも音楽だっ!』と誰もいない壁にデミメンチ。
そんな日に限り前日落合は米を計る計量カップを捨ててしまい自慢自前の目分量のライスはカチンコチン。『やべぇやべぇ』とカップを買いに行かされたが、自慢自前の目分量で水をたし食べられるライス完成。客からのクレームもなくピークは終わり落ち着いたところで落合『計量カップ買ってきました!』…もぉいいよ。そぉゆぅのいいよ。笑顔で『おぅ!ありがと!』優しさ溢れる自慢。
『オレ今月いっぱいでやめるわぁ』と大好きな音楽と友達に囲まれ何かにビクビクしながらまたろくでなしを読み続ける。
私が扉を開け中に入っても気付く事なくろくでなしで爆笑し音楽に入りこみ『まだまだベィベ♪』と歌う自慢。今日の仕事はもぉオシマイと言う自慢。おしまい。おしまい。自慢もおしまい。
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