溺想
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溺想
私が抱きたいのは、触れた事のない貴方の体。 今宵もただ貴方の幻想を。 唯一最後の 冷たい手の感触の中で。 貴方を想い浮かべる事さえ今は罪のように思える 貴方が居れば、ただの惨めな私でいられたのに。 もう貴方のせいにしたくない なら、私はどうすればいい? お願いだから 一言でいいから 貴方の思いを聞かせて
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