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欝陶しいぐらいに絡んでくるので、白石をシーツで簀巻きにして、紐でがんじがらめに縛ってやった。
「ハルさんは拘束プレイがお好みですか…。まぁ悪い気はしませんけど~」
だまらっしゃいこの変態め!
「もう7時か…姉さんが帰ってくるな。」
「いつまでも簀巻きになっていられる時間でもないですしね~。」
「それは嫌味かコノヤロウ。」
「さっさと解いて下さいよ~。もう絡みませんから~。」
ぶつくさ文句を言いながら、びったんびったん跳ねる白石。
焼けたコンクリートに放たれたミミズのようだな。
いつまでもバタバタされると近所迷惑なので、仕方なく簀巻き状態解除。
が、解除したとたんに白石は絡んできやがった。この詐欺師!
「絡まないって言っただろうが!離せ!」
「やです。」
「このまま外に放り出すぞ!」
「やれるもんならやってみやがれです!
もしやったら…『この最低男!しょせん身体目当てだったんでしょ!?』とか叫んで泣いてやりますから。」
本当にやられたら、俺の社会的地位が著しく下がるな。
ていうかマトモに外も歩けない。
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