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「悪かった。」
「分かればいいんです♪」
満足したのか、満面の笑みを俺に向けた後、白石は制服を着用。
帰る準備万端だ。
「じゃあ私帰りますね?」
「おう。傘は玄関にあるから持ってけドロボー。」
「ふぇ~い。あ、ちゃんと
ら★☆★た見て下さいよ?
明日感想聞きますから!」
「ふぇ~い。」
『真似するなー』とか叫びながら、白石は小雨降る闇夜に消えて行った。
白石が帰っただけで嵐が去った後みたいな静けさだ。
こういうのがなんとなく淋しく感じるのは、俺だけかな?
そんな事を考えながら、俺はテレビの前に座り、ら★☆★たとやらをレコーダーに突っ込んだ。
素直な感想…
面白くなくはないけど…なんか抵抗がある…みたいな?
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