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【真島 仁/まじま じん】
彼は物心をついた頃より、人ならざるモノが見えていた。
幼少の頃は、自分にしか見えない【人ならざるモノ】に声を掛けたり、触れてみようとした事もあるが、声さえも聞く事は出来なかった…
成長するにつれ、それらとの付き合い方を覚え、何処で見かけようと気にならなくなっていた。
時は流れ、その日 仁は久々の休日を1人で楽しんでいた…
いや、彼女と2人で、と言うべきか…
ゲームセンターでドライビングゲームに興じ外へ出た途端、大きな地震が…いや、地震じゃない、これは!
仁は、目の前に広がる光景に驚愕した。
破壊された街と巨大な【人ならざるモノ】
しかし、それは今までとは違い、仁 以外にも見えているのだ。
さっきまで一緒にいた彼女は、仁にしか見えないのに…
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