RANGER SAGA

第２話

仁と共に居た【彼女】とは、ピンク色の光に包まれた小さな【人ならざるモノ】で、仁が物心をついた時には、すでに彼の周りを飛び回っていた。

突如あらわれた巨大なバケモノは、街を破壊しながら、何かを探している様だ。

仁が逃げようと背を向けた瞬間、仁のそばにいた彼女が姿を変えた。

小さな彼女は突風に包まれ、みるみる姿を変えた。
そして、かなりの体格差があるにも関わらず、そのバケモノに挑んだのだ。