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二度の恋に破れて、バラバラになった僕というパズルのピースを、君が組み立ててくれてる。
もう何年もの間、カラカラに渇いた砂漠になってた僕の心に小さな芽(いのち)が息吹き始めてる。
もう何も残ってないと思ってた。
何も残ってなどいなかった。
鳥が落とした種が、乾いた砂漠の砂の中で芽吹くなんて誰も思わないだろ?
初夏の木々の緑が僕の疲れた目に優しく映る
君は気付いてないだろうけど、この優しい時間を作り出してくれたのは君の存在だから
君に贈りたい最初の言葉
ありがとう
生まれて来てくれて
本当にありがとう
君がこれを読んでるって事は、僕の体はもうなくなってるって事だね?
だから、僕が生きているときに伝えられなかった言葉をここで君に伝えたい
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