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オフィスで忙しく仕事をしていると 悪友の美奈子からのTEL どうしょうか… と思いつつTELを取る 華やかな声が耳を抜ける 「早紀元気してる?」 「どうしたの?久しぶりじゃない」 「ごめんなさい色々忙しくて…久しぶり!あのね急な話で申し訳ないんだけどお願いがあるの」 ほぅらね やっぱり美奈子はいつもお願いの時しかTELしてこない… 「お願いを聞き入れられるか分からないけど、何?」 「あのね今日花見に行かない?合コンも兼ねた花見だったんだけど一人来れなくなって… どうしても早紀にきてもらいたくて。ダメかな?ねっ!!お願い!困ってるの」 美奈子は一度言い出すと、うん。と言うまでTELを切らない~ 仕事溜まってるしな… 「分かったわなるべくいけるようにするわ」 はぁ~美奈子相変わらずよね急な誘い… 窓の外に目を向けると暖かな春の日差しが広がってる まぁいいっか お花見久しぶりだし! 少し気分も軽く仕事に取りかかる。 約束の時間駅の階段を駆け下り待ち合わせの場所へと急ぐ。 たくさんの人ごみの中美奈子を見つけると 知らない女の子と男の人。 少し足が止まり躊躇した… 私苦手なのよね~こういうの。 でも仕方無いわ 少し自分に気合いを入れて駆け寄った。 「ごめんなさい。少し仕事がおして遅れてしまったわ」 「いいのよ。こっちが無理にお願いしたんだから」 美奈子の華やかな声が踊る それぞれ自己紹介を済まし 桜のトンネルへと歩んでいく。
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