955人が本棚に入れています
本棚に追加
学校で私の様子が変だということに気付いてハルナが声をかけてきた。
毎日一緒にいて遊んだりしていても私はあまり相談事はしない。
「最近大丈夫なん?…家とか…」
「うん…まあ色々ね…」
おばあちゃんとの生活や病院での事を話した。
「おばあちゃん意味わからんわやな… 気にしない方がいいて」
「うん…大阪からわざわざ来て苛々してるんだろね…特にすることもないのに 私の面倒見なきゃいけないし」
「まぁね… あ、今日うち来る? 隣のクラスの男子とか色々来るけど」
「あっ行くー!」
学校ではハルナとハルナの家の近くの幼なじみの男子達と一緒に居ることが増えた。
相変わらずハルナに恋心のような感情を抱いていた私だったけど みんなと一緒に遊んだり ハルナと学校で過ごせたりするだけでも楽しかった。
最初のコメントを投稿しよう!