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私は
そっと振り返って旦那様の顔を見た
旦那様は目を閉じているので、やはり眠っているようだ
「なによ…」
私は小さな声で呟いた
すると
「ダマサレタナ」
目を閉じたまま旦那様が小さな声で言った
完全に寝ていると思っていたので、びっくりして起き上がった
旦那様はゆっくり目を開けると私の腕を引っ張って、私を布団の中に戻した
「君をちゃんと抱き締めないと眠気がやってこないんだ」
旦那様は私を抱き締めた
だけど、性欲はやってこないようだな!
私は心の中で叫んだ
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