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「まぁ…いい事か悪い事が区別がつきにくい事もあるからね。わからない時はちゃんと誰かに相談するんだよ」
長女はベッドに座り直すと小さく頷いた
「…あのね、お母さん」
「なんだい?」
長女の拳が少しばかり震えていたから、私はその拳をそっと握った
「私…誓って悪い事はしてないから…心配しないで」
私は大きく頷いて、私より大きくなった長女をそっと抱きしめた
「大丈夫、お父さんと私はお前を信じているよ」
「お母さん、ありがとう…」
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