エピローグ

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暗闇からだんだんと朝日が顔を出し、空全体を明るく照らしだした。 そしてその光は窓際に立っていた男を包み込んだ。 男は窓から外を眺め目を細める。 すると誰かが扉をノックした。 「失礼します」 入ってきた男は帽子を深く被り、警察官の制服を着ている。 「遅かったじゃないか、陣内君」
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