死者

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宴会中 張飛「そういえば正則!」 正則「なんでしょうか、義兄上?」張飛「戦中になんか混乱してたみたいだが、どうしたんだ?」 正則「あぁ、あれは、死者が甦ってきたのです!!!」 三人「なんと!!それは本当か?」 正則「はい!先日の戦で倒したはずのテイエンシがいたのです!」 関羽「ぐむむぅ。それはチョウ角の妖術やも知れぬな。」劉備「速めに手を打たねばならぬ。」 ?「お取り込み中スマヌ!劉備殿は居られるか!」 劉備「私が劉備玄徳ですが、あなたは?」 ?「わしの名は曹燥!字を孟徳という。ぬしらの義勇軍の活躍、見事だと聞いてみにきたが、どうもそれらしい者は、少ないな。」 張飛「んだとテメェ!」 ガキン! ?「孟徳に手を出すな!」 この男は夏候惇、字を元穣という。 曹燥「夏候惇、むやみに槍を出すな。」 夏候惇「すまん、孟徳!」 劉備「その御仁は?」 曹燥「この者は、夏候惇といってな、わしの従兄弟じゃ」 劉備「そうですか。まぁ、せっかくきたのですから、宴会に入っては?」 曹燥「いや、それはならぬ。すぐに帰らなければならぬのでな。では、さらば!劉備玄徳よ!」 カッカッカッ
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