始まり

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大悟「はぁ~。」 和広「暑いな~。」 会話が途切れるのを待っていたかのように、俺のケータイが静かな部屋に鳴り響いた。 ピリリリリッ♪ピリリリリッ♪ 大悟「克哉からだ。」 ピッ 大悟「もしもし?合コンか?」 克哉「開口一番それかよ・・・。」 大悟「合コンじゃなきゃ切るぞ。」 克哉「俺とお前の絆は合コンだけなのか?」 大悟「当たり前だろ。」 暑さのせいか、俺は少し冷ややかに答えてみせた。
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