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山崎が去って行くと、俺はいつもの場所へと急いだ…
何となく、早く会いたい気がして…
いつもの場所の前には、マフラーをしながら、寒さで身を縮めている、大好きな人……
俺は、ソイツに駆け寄った。
「よぉ…銀時…」
「おっ!来た来た♪来んの早かったな」
「べ…///別に、そうでもねェだろ」
「照れちゃってェ可愛いなぁ多串くんはっ♪」
「うるせェッ!!」
「まっ…入ろっか。」
いつもの場所とは、待合茶屋…
土方は、銀時に手を引かれながら、中へ入って行った……
店員に案内された部屋に入ると、銀時が胡座(あぐら)をかき、膝の上をポンポンと叩いている。
【……座れってか?ふざけんじゃねぇ……】
土方は、わざと音をたてながら、銀時の前に座った。
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