……幸福……

3/4
前へ
/4ページ
次へ
山崎が去って行くと、俺はいつもの場所へと急いだ… 何となく、早く会いたい気がして…       いつもの場所の前には、マフラーをしながら、寒さで身を縮めている、大好きな人…… 俺は、ソイツに駆け寄った。     「よぉ…銀時…」   「おっ!来た来た♪来んの早かったな」   「べ…///別に、そうでもねェだろ」   「照れちゃってェ可愛いなぁ多串くんはっ♪」   「うるせェッ!!」   「まっ…入ろっか。」       いつもの場所とは、待合茶屋… 土方は、銀時に手を引かれながら、中へ入って行った……     店員に案内された部屋に入ると、銀時が胡座(あぐら)をかき、膝の上をポンポンと叩いている。         【……座れってか?ふざけんじゃねぇ……】     土方は、わざと音をたてながら、銀時の前に座った。  
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

99人が本棚に入れています
本棚に追加