3人が本棚に入れています
本棚に追加
『?!』
黒くなった白ウサギが倒れている
ぴくりとも動かない
「どうしましょうダイナ!!ウサギさんがっ!びっ病院に行かなきゃっ!」
アリスが泣きながら叫ぶ私は動けない
混乱していた
「大丈夫ですよアリス、僕のためになんか泣いては駄目です」
それは紛れも無く白ウサギの声だった
しかし言い終わったと同時に白ウサギが光に包まれる
『えっ?!』
先が見えないほどのまばゆい光…
―助けてあげて―
『っ?!』
どからか擦り切れそうな声がする…
『助けるって誰を?あなたは誰なの?私は…』
最初のコメントを投稿しよう!