第一章♥日曜日の午後♥

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『?!』 黒くなった白ウサギが倒れている ぴくりとも動かない 「どうしましょうダイナ!!ウサギさんがっ!びっ病院に行かなきゃっ!」 アリスが泣きながら叫ぶ私は動けない 混乱していた 「大丈夫ですよアリス、僕のためになんか泣いては駄目です」 それは紛れも無く白ウサギの声だった しかし言い終わったと同時に白ウサギが光に包まれる 『えっ?!』 先が見えないほどのまばゆい光… ―助けてあげて― 『っ?!』 どからか擦り切れそうな声がする… 『助けるって誰を?あなたは誰なの?私は…』
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