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それから、部活で顔を合わせても、お互い照れっぱなしで目を合わせる事もできなかった。
親のスネをかじりまくって、家の電話を使って秀哉と話す…。
結局、そんな感じで夏休みが終わった。
学校が始まって、一日中同じクラスにいるから、さすがに顔を合わせるのにも慣れて、移動教室も一緒に行くようにもなった。
秀哉は、友達に突然あたしと付き合っていることをカミングアウトし、周りを驚かせた。
周りの友達より驚いたのはあたし。呆然としたあたしを見ながら、秀哉はイタズラ小僧のような笑顔を見せた。
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