中学生

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夏休みのある日、親友の結花が遊びに来た。 秀哉の事が好きなのを知っていた結花は、日頃から『早くコクれ』としつこいくらいに言っていた。 その日も、軽はずみな結花の一言で秀哉に電話する事に…。 『今、コクれ!』 『そんなぁ……』 『いいから!』 勝手に人の家の電話をいじりだす始末。 あたしは腹をくくった。
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