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無事に高校を卒業したマユ達は、それぞれの道へ進み始めた。
桜はバレー推薦で体育大学へ。
礼子は獣医になる為の大学へ。
大学進学のこの二人は、春休みと共に寮へと引っ越し、地元から離れてしまった。
同じ短大へ通う桃とマユは、眠い目をこすりながら、6時半の電車に乗る為に毎朝駅で待ち合わせをしていた。
短大生活を送るマユの一番の悩みは勉強ではない。
涼太の存在が、マユの頭を悩ませていた。
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