「プロローグ」

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 ある魔界の城にて…私はお風呂に入っていた…。 私は魔界では1位、2位を争う実力者だ。 この魔界では吸血鬼の中では自分がトップであり自分の城を持っている。 その城は洋風で魔界では一際大きく豪華である。 (やっぱり、ゆったりできて、のんびり出来るお風呂は気持ち良いものだな…♪) ちなみに私は一般的な西洋ではなく東洋の魔界で生まれた吸血鬼であり真祖。 他の吸血鬼に噛まれたり術などでなった半端な吸血鬼達とは違う。 名前を『加寿葉』という。 それともう一つ……私は一般には知られていない闇の世界では闇の造型師で名が通っている。 (ふぅ♪そろそろ上がるかなって…ん?なんだこれ?こんなもの見た事ないな?) お風呂の出入口の辺りに突然光る鏡のようなものが現れた。 なんか妙に気になったため体にバスタオルを巻き、その鏡みたいなものに触れてみようとした瞬間…!? 「なっ!!?」 私は突然、その光に包まれた。 そして、私はこの世界から姿を消すことになる…。
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