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『僕…学校が恐いんだ…あいつらが僕をいじめるから。学校なんて行きたくないょぉ……』
…そうだったのね
やっぱり人間だってイジメとかあるのね…。
別にその事は意外じゃないけど、まさか由宇君が……
ぁたしは由宇君のほっぺたを優しく舐めてあげたの。ぁたしに出来る事ってこれくらいだから……
言葉は通じなくても、心は通じるのかな…由宇君…笑ってくれた。
『…ぇへ。心配してくれてるの?僕の事本当に心配してくれるのなんてお前くらいだよ…』
…そんな事ないわ。
皆心配してる…ぁたしよりお母さんの方が心配してるし、お父さんだって…
由宇君の家族は皆心配してるわ♪
そのころちょうど女の人は帰るのかお母さんとの話し声が聞こえたの。
玄関のドアが閉まる音がした後、お母さんはそのまま由宇君の部屋に来たわ。
ぁたしはお邪魔みたいね…お母さんに部屋の外に投げられたわ…
由宇君…平気かな……
それから2時間くらいしてからお母さんは部屋から出てきたわ。
何話してたのかな…
由宇君にゴロゴロしに行くと由宇君は、ぁたしを抱き上げ目を合わせたの。
『僕……明日から学校に行く…』
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