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僕は
リストにのってる人達を
順番に消していった。
消すといっても、
無に返すだけだ。
あっというまに日が暮れた。
でもあと半分は残っている。
彼女は大丈夫だろうか?
頭に浮かぶのは彼女の事ばかり…
自分でもわからない
なぜ彼女なのか。
まだ死ぬには若すぎるからか?
今まで見てきた中の人達の
1人にしかすぎないじゃないか。
…違う。
見届けたくなったんだ。
彼女の未来を―。
駄目だ。
早く終わらしてしまおう。
くだらない事ばかり考えてしまう。
そろそろ次の場所へ向かうか。
僕は新たな家へ向かった。
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