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死んでしまうのが怖い。
みんなと離れるのが怖い。
もうみんなの笑顔を見れなくなってしまうのが怖い。
目を閉じながらそんなことを考えていたハリーくんは目を開けます。
すると、ハリーくんが呼んだようにみんな来てくれていました。
ハリーくんは一つ深呼吸すると話し始めました。
「みんな、僕は今日、死んでしまうんだ。でも、それでみんなが光りを見れるから、僕は構いやしない。僕がいなくなっても、きっとみんなを助けてくれるお医者さまが来てくれるはず。だから悲しまないで。みんな。ありがとう」
そういうと、目の前にいた最後の患者に笑顔を向けました。
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