プロローグ

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僕はまた彼女の事を思い出してしまって、大きなタメ息をついた。 『なぁに落ちてんだよ!』と、ケンが慰めるような口調でポンっと肩を叩いた。 『………………』 僕はしばらく黙っていた。 すると、ケンか゛ 『そえば、ユウキがいねぇな』 と再び僕に話しかけた。 『あいつ、まだ寝てんじゃね?』 と、僕は気をとりなおして答えた。 『あいつは寝るのが命だからなー今日は来ないんじゃないか?』 と、ケンも返した。
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