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そう言うと、取られた食料の箱を開け、半分を渡した。メラルーは嬉しそうに食べ始め、青年も、もう半分を食べ始めた。
・・・・2分後
「ふぅ、やっぱり素朴な味だったな。肉みたいに旨くねぇ。」
青年は愚痴りながらメラルーのほうを見るとメラルーはマタタビを持って頭を撫でている。
「俺、そんなの使えねぇからいいよ。」
マタタビを受け取らずに進み始めると後ろで、またカサカサと音が聞こえた。どうやら、帰っていったらしい。そして、細い通路を渡り終えると近くでいきなり『キーン!』と音が強く響いた。
「な、なんだ!?」
耳を塞ぎながら周りを見渡すと、ピンク色をした大怪鳥とランスを持つハンターが交戦していた。
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