目覚め

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「号外ー!号外ー!」 「…はっ…」 外を駆け回る少年の声に目が覚める。 嫌な夢を見ていた。 かえらぬ人のユメ みんな、かえらぬ人になっていく。 自分を置いて… 英姫は身なりを軽く整えて外に出た。 体の不自由な父親の代わりに、外の情報は知っておかねばならなかったから。
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