chapter3        

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 『チェシャ猫ッ!!』  その言葉で覚醒する。  『あれは‥‥小さい‥私?』  ――――――――  『チェシャ猫ッ!!こっち!!』  「なんだい、アリス。」  『えへへー。   あのね、はいっこれ。   チェシャ猫にプレゼント!!』  「プレ‥ゼント‥‥?」  『‥‥‥‥‥チェシャ猫ッ!!  しゃがんでちょうだい!』  「僕らのアリス、君が望むなら。」  そう言ってチェシャ猫は  猫のようにしゃがみ込む。  
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