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『チェシャ猫ッ!!』
その言葉で覚醒する。
『あれは‥‥小さい‥私?』
――――――――
『チェシャ猫ッ!!こっち!!』
「なんだい、アリス。」
『えへへー。
あのね、はいっこれ。
チェシャ猫にプレゼント!!』
「プレ‥ゼント‥‥?」
『‥‥‥‥‥チェシャ猫ッ!!
しゃがんでちょうだい!』
「僕らのアリス、君が望むなら。」
そう言ってチェシャ猫は
猫のようにしゃがみ込む。
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