chapter3        

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 そういえば、  一度チェシャ猫に尋ねたことがあった。  ―――――――――  『チェシャ猫のその鈴って  いつからつけてるの?』  「ずーっと昔、   アリスに貰った時から」  『えっ!?私があげたの!!?』  「アリスが忘れても、   僕らはずっとアリスを   忘れることはないよ。」  ―――――――――――  こんな会話まで忘れるなんて。  ホント、嫌んなっちゃうよ‥‥。  
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