柿の木

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山に囲まれた田舎の風景が広がる。 村の真ん中には、静かで清らかな川が流れていた。 川と言っても小川と言えるくらいだろう。 その小川には小さな木造の橋がかかっている。 村の人達は橋を渡って畑や田を耕しに行くのだろう。 何故なら、村の家々と田畑は小川によって別けられているからだ。 家側の岸、橋のたもとは一本の柿の木が生えていた。大きくて村を一望できる木。 そこがボクの住まい。
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