1匹目、名付け親になりましょう

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俺に飛び付いた千草 傷口が開くから飛びつくのは止めなさい 「ちょっとした勘違いだったんだよ」 「そっか、なら…いいや!」 抱きしめられるのはいいけど 千草は半裸 「服着て、ね?」 「放れたくないの…  放れたら死んじゃうかも」 この子… 確実にヤン入ってますよね? 「着てよ?」 「嫌だよぅ…」 俺の首筋に頭を埋める 舌の這う感触が理性を揺する 「言う事聞いて?」 「…終わったら……」 何が? って言いたいけどだいたい分かってます 「服、着なさい」 ちょっとイライラ気味に言うと 千草が止まった 「嫌い…になった?」 完全に千草は泣きモード べつに虐めてる訳ではないです ただね? 色々と見えてはならない物が見えてて… 理性って奴が… 「着ます。着ますからっ…!!」 わざわざ前に周り込んで抱き着く千草 その間にも蝕まれる理性 「なるべく早く着て欲しいな?」 「ごめんなさい…!」 服を焦々と着る千草を尻目に棒立ちなミクを手招きで呼ぶ
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