来訪者〈前編〉

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その部屋の横を人の悲鳴が 通り抜ける…。 その後に機械人形の足音。 「ガシーン…ガシーン」 鈍く重い金属音、それが通る。 そして…、 「ドドドドドドゥン」 銃声。マシンガンの音だ。 エリスは確信した。 さっき見た機械人形の腕に ぶら下げられていたモノ。 それが逃げ惑う人々を 穴のあいた人に変えていく。 エリスは想像してしまった。 血を流し転がる人々を…。
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