ヒマワリ

2/14
255人が本棚に入れています
本棚に追加
/74ページ
<結菜> (私の…気持ち…?) 泣きながら考えてみた。彼との思い出がグルグルと頭を駆け巡る。 「…そっか。私…」 と言って立ち上がった瞬間だった。 雄輔からの電話… 「何てタイミング…」 そう呟きながら電話に出た。 雄輔の声を聞いたら何故か涙が出た。 (雄輔…苦しいよ…) 一方的に電話を切られた後…しばらく考え込んでいた。 「…雄輔。きっと心配してくれてんだよね。話さなきゃ…」 ベッドに倒れ込み泣きながら目を閉じた。
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!