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「さ…そろそろ帰るかぁ」
「そーだね。皆楽しかったね!」
友人達が片付けながら楽しそうに笑顔で話している所から
一歩離れた辺りで雄輔と結菜はその光景を眺めていた。
雄輔「なぁ…結菜」
結菜「…何?」
雄輔「オイラでよけりゃいくらでも話聞くからな」
結菜「… うん。ありがと…」
結菜は俯いて泣きそうになるのを必死に堪えていた。
いつも明るく笑う結菜。
普段見せる事のない表情に雄輔は少なからず動揺していた。
(皆がいるから…シケた面なんてしてらんねぇ)
雄輔「皆片付け☆⌒(*^-゜)bサンキュ。結菜が飲み過ぎたらしいからオイラ飲んでないし送ってくわ。」
(ゆ…雄輔?)
「結菜~大丈夫か?」
「結、ごめんね💦気付かなくて…」
結菜「うん…大丈夫。皆ごめんね。ありがと」
「雄輔~結の事頼んだよ?」
雄輔「おう。任せとけっ!ほら…結菜行くぞ?」
結菜「あ…うん。皆今日はありがと。またね」
雄輔「じゃ…またな~!」
屈託のない笑顔で雄輔は友人達に手を振りゆっくりと2人で歩き出した
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