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少女に指を指すと医者は少女をみる
「ふむっ…肺をやられてますねぇ…痛みが彼女を襲うと思いますので、この痛みどめを飲ませて下さい」
「ああ」
「ではっ」
「すまねぇな」
医者から薬を受け取り。少女に飲ませようとするが…少女は口を開こうとしない…
「仕方ねぇ」
男は、薬と水を口に含むと少女に口移しで飲ませる。
薬を飲んだ少女は少しだが顔色がよくなった。
「スースースー」
吐息をたて出した。
「どうやら大丈夫みてぇだな」
男は、少女の看病をしていた。
口移しで薬を飲ませ、少女を寝かせる
それが3日続いた。
そして4日目の朝、
「っ…ここは…何処だ…」目を開けると見知らぬ天井、潮の香りが少女の鼻をつく
「私は…あいつに…」
「よぉ…めぇ覚ましたか?」
銀髪の頭に左目に眼帯…紫色の服…
「どうした?」
「っ…あっ…た、助けてくれてありがとうございます!💦」
ぺこりと頭を下げる少女。「いや…礼は良いんだがよ…」
「?」
「名前…教えてくれねぇか?」
男は少女の頭を撫でながら少女の名を聞く
「あっ…わ、私はかごめです!忍です!」
「かごめか…俺は長曽我部元親だ」
「長曽我部って…あ、あの長曽我部様ですか!」
「あ、ああ…」
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