目覚めの部屋

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二つのベッドの間に小さな机があり、その上には古びた鳥かごが置かれていた。 少女の頭の霧の中からわずかに光が漏れる様に、彼女は自身の名前を思い出した。 「ミチル。」 一人呟いてそれが間違いでは無いこと確認した。
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