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エリオ「あんな…こと」
リンディ「あなたには話しておくわ…彼女…色々あって何回か自殺未遂を起こしているの…」
エリオ「自殺って…そんな…」
リンディ「あなたが見てる今の彼女からは想像つかないでしょうね…」
エリオ「…昔…キャロになにがあったんですか」
リンディ「………それは私からは言えないわ。彼女が自分からいおうとしないなら…私わ…」
しばらく沈黙が続いた
リンディ「ごめんなさい…それで今回呼んだのはそのことなの…あなたは覚悟があるのか」
エリオ「覚悟…ですか」
リンディ「そう…あなたキャロさんは好き?女性として…真面目な話なの答えなさい」
エリオ「はい…僕はキャロが好きです」
リンディ「そう…よね…やっぱり言わなくちゃいけないか…たぶん彼女も…」
エリオ「……」
リンディ「そう…覚悟…あなたが自分を捨ててもあの子を…キャロのことを今も過去もそしてこれから…全てを理解して自分で抱え込んで支える覚悟…あなたには…今のあなたにはその覚悟があるの……ないのなら、これ以上あの子に会うのは止めなさい…」
このときエリオはリンディにたいしてなにもいえずにいた……
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