開かれないプレゼント

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僕の学校は人数が少ないため、年齢を超えて一つのクラスに集められているそんな学校に僕は去年から通い始めていた… 小さな小窓から吹き抜けた優しい風と一緒に柔らかい声が僕を呼んだ。 ???「……エリオ」 声とともに揺すられているのにきずき僕は目を覚ました… エリオ「あっ…すみません…フェイトさん」 フェイトと呼ばれた女性は自慢の金髪を風になびかせながら心配そうに話しかけてきた フェイト「大丈夫?さっきからずっとうつぶせて…それに顔色もあまりよくないよ…」 エリオ「そうですね…少し保健室にいってきますね…」 そういって彼は重くなった体に力を入れて教室からでていった コンコン! エリオ「失礼します…リンディ先生はいらっしゃいますか?」 そのリンディと呼ばれた女性は当たり前のように返事をかえしていた リンディ「あなたが来るのも珍しいわね。エリオさん…あらっ少し顔色が悪いみたいだけど…」 エリオ「はい…気分が良くなくて…少し休んでいってもいいですか?」 リンディ「もちろんいいんだけど…ちょっと先客がいてね、ベッドが空いてないのよ。」
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