開かれないプレゼント

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彼女はすまなそうにもう一度話しを始めだした リンディ「実はね…今日から転校生がくることになってね…ちょっとわけありで…」 エリオ「訳…ですか?」 リンディ「えぇ…実は彼女、過去に色々あってね…人を信用できなかったり、すごく弱気になったり…そのせいか体も少し悪くて…私たち、医者の検査では極度の鬱病患者として診断したわ…」 エリオ「過去…ですか。それは…」 エリオの声をさえぎるように1人の少女がまだ幼さが残る声と一緒にあらわれた ???「…先生、誰かきてるんですか?」 リンディ「え~1人だけね。」 問いかけていた少女に彼はすぐさま自己紹介をしていた エリオ「あ…あの…エリオっていいます…」 小さな少女も礼儀として受け答えをはじめた キャロ「あっ!きゃ…キャロです!あの…」 エリオ「これからよろしくね!キャロ」 キャロ「…はい!」 僕らは今のこの時間で沢山のことを話して、一緒に笑って…共感して質問して…お互い近づくのをどこかで感じていた
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