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シンデレラ
「さて、うざったいババアも消え失せたところで何のゲームをしようかしら?やっぱりRPG?それとも格ゲーかしら?」
チャリンリン
なんとも変な音が聞こえたな~と思ったらそこに魔法使いが立っていた
シンデレラ
「昨日と音が違うわ」
魔法使い
「そこは配慮してください」
シンデレラ
「それはいいとして、今日はどうしたの?我がしもべ」
魔法使い
「しもべじゃないし」
シンデレラ
「じゃあ下僕?奴隷?召使い?」
魔法使い
「どれも違います!」
シンデレラ
「あっそ」
魔法使い
「自分が聞いといてその態度か!!」
シンデレラ
「そうよ。これが真の私」
魔法使い
「………それはそうと舞踏会に行きたいでしょ!?私が行かせてあげましょう」
シンデレラ
「いや、私は――」
魔法使い
「はいはい!聞きません。聞かないよ?なぜなら、聞いてると話が進まないから!君の言い訳も愚痴も私欲も!南瓜の馬車とドレスと硝子の靴はもう、用意してある!!さぁ!行くのだシンデレラ!!!」
シンデレラ
「……………………………………………マジで?」
魔法使い
「本気と書いてマジと読む」
半分……いや、それ以上に魔法使いの強制で舞踏会に行くことになったシンデレラなのであった
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