シンデレラ

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姉A 「シンデレラ!シンデレラはどこにいるの!?」 姉のうるさい叫びが家中に響き渡る シンデレラ 「うるさいわお姉様」 シンデレラは王様のような椅子に座り紅茶を飲んでいる 姉A 「何でそんなに偉そうなのよ!」 シンデレラ 「え?実際偉いし」 姉B 「偉くないわよ!あなたは言ってみれば奴隷のような存在なのよ!」 シンデレラは姉Bの顔を指差した シンデレラ 「あなたは奴隷みたいな顔してるけどね」 指をおろした 姉B 「そんな顔してないわよ!」 シンデレラ 「あっ!間違えちゃった…ドブだった…テヘッ」 姉B 「ドブじゃないわよ!てかドブみたいな顔ってどんな顔よ!!テヘッとか言っても可愛くないわよ!!!」 シンデレラ 「大丈夫!お姉様なら顔でお笑いの頂点に君臨できますわ」 姉B 「したくないわよ」 シンデレラは淡々と言い放ち紅茶をすすった ズズッ 継母 「なんで紅茶なんか飲んでるのよ」 シンデレラ 「紅茶は飲み物だからよ」 継母 「そんなことわかってるわ!!」 シンデレラ 「じゃあ聞かないで」 継母 「そうじゃなくてなんであなたがそういう態度をとれるの?そんな立場じゃないはずよ」 シンデレラ 「設定上はね」 継母 「設定って何よ!!」 シンデレラ 「設定は設定よ」 継母 「説明になってない」 このようにシンデレラは毎日、継母と姉達からぐだぐだ言われるのでした
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