第一話 いろいろ変ちくりん

2/4
前へ
/15ページ
次へ
笑えないことを笑って言う大人 ぐだぐだゴタクを並べて、だらだら言い訳を並べる奴 僕らを、必要としない拒絶する世界… 皆  大嫌いだ [一色のナレです]     「クラウン」 兄貴「ひーとひら、アナタねぇ、今日こそ学校行ってもらうわよ? もう入学してから一月経つのに、一度も行ってないんだから」 一色「必要ない、頼んだ覚えもない。だいたい、いまさら手遅れだろう? 諦めて届けだしてきたら? …そもそも、試験も受けてないのにどうやって入学させたんだ?」 [~きたら?までは淡々と。そのあとは訝しんで] 兄貴「あら、届けなら出したわよ?編入届け 入学じゃなくて編入にしたのよねー ちなみに試験は顔パス♪」 一色「フザケルな聞いてないぞ? どこから編入させたんだよ」 [口調強め、呆れ半分で] 兄貴「やーね、聞いてくれなかったじゃない それに、編入の書類は向こうでいろいろでっち上げてくれたのよん♪ やっぱり特進は違うのねー」 [ご機嫌] 一色「………特進?」 兄貴「そーよ?」 一色「行かないんだから無駄な見栄張るなよ」 兄貴「それが無駄じゃないのよねー …ところで、さっきから飲んでるその紅茶、おいしい?」 [~のよねーまでは楽しそうに、そのあとはころっと変わり] 一色「ん?……まぁまぁかな」 兄貴「へぇ…じゃぁ、学校、いってらっしゃい」 [にっこり] 【学校、特進クラス前】 一色「………何でこんなところにいるんだ、僕は…」 遠音「おはよーさん …んあ? あー、自分やろ?編入してから入学式含め1日も学校こーへんとここ回された新入生っちゆーのは」 [おはよーさん、は挨拶なので、明るく!あとは頑張って喋って下さい] 一色(紅茶を飲んで、兄貴にいってらっしゃいって言われて、気が付いたらここにいた? …いや、それは有り得ない…とすると、ここにくるまでの記憶がないのか) [遠音シカトで(笑)] 遠音「元…気、やなさそうやな。めっさぐらぐらしとんで?保健室…」 [肩に手を掛けようとして] 一色「っ、僕に触るな人間!」 [バシッと手を叩き教室に入り] 遠音「………あない、怒らんでもえぇんと違うやろか… ちゅーか、席わかるんかな?」 [呆然として呟き言い] 赤月「へぇ…珍しいねぇ 遠音がいきなり嫌われるなんて」 [微笑混じりに]
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加