第一話 いろいろ変ちくりん

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「…ついててあげないと…戻ってこないから…」 [静かにぽそり、と] 「あー、まぁ兄貴肌っつーか…面倒見いーのはわかるが、そいつは放っとけ 〔さらり、と〕 よーし、全員そろったとこでお前等、一色に自己紹かい…」 [途中で一色に遮られるので、最後はフェードアウトする感じで] 「黙れ 〔其上の言葉を遮って〕 不愉快だ。貴様等に興味などない」 [淡々と煩わしそうに] 「じゃーこっちで勝手に言うぞー。ホレ、遠、立てー」 「しゃーないなぁ。…名前は遠音遠。上下逆さにしても同じやでー」 「…虚目狛…です。狗の双子の兄です」 『虚目狗です。狛の双子弟です』 [僕が書き込みます] 「…二人合わせると、狛狗です」 「赤月青空です。元、そこの席のね〔微笑〕 そこの席は夕暮れがオススメかなぁ」 「糸雨虹羽。雨女で晴れ女よ」 「迷蠱惑。よく道を外れたくなるんだ」 「僕は常永遠限。趣味は実験とかバラしたりとかかな。ぁ、ちなみにそこの眠り姫は宝王子。僕の最愛のモルモットだよ」 [最後はかなり嬉しそうに] 「最後は俺。一応このクラスの担任の、底々其上だ。…よし、以上。あとはテキトーに自習ー」
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