32人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日、ケンに起こされた。「ん…。もう朝?」目をこすりながらケンに聞く。
「あぁ。9時半。」
「えっ!?もぅ?」
「出る時間は10時ゃで」
と腕時計を見ながらケンは言った。
「ちょっと待って」
と慌てて顔を洗い、髪をとき、着替えた。
それを見ながらケンは悠長に煙草を吸って、笑ってた。
「準備できたで。」
「んじゃそろ②行こっか。」と言い、フロントに電話した。
電話を切り終えるとケンはぅちに寄ってきた。
「あと、これ。」と1万5千を渡してきた。
「えっ!?何?なんで?」
訳のわからないぅちはケンに訪ねた。
「これは、昨日のお礼」笑って言うケン。
「あっ、ありがと」
「そんなありがとって言う事ないって。俺の気持ちゃし。気にすんな。」
そう言って、ケンはぅちの手をひき、車まで行った。
車に乗って、京都方面に走った。
「さぁ~って。京都までドライブやぁ。」ハイテンションのケン。
「せゃなぁ。あっ、後これからお世話になります。」ってぅちは言った。 「おぅ。任しとけ。」
って、京都に着くまでにケンと色々喋った。
ケンの仕事の事、ケンの友達…いっぱい喋ったし、笑ったりした。
ケンの家に着いた。
場所は、京都駅からかなり近いトコやった。
ケンは帰ってすぐ、冷蔵庫を開け、残り物で焼きそばをささっと作った。
ぅちは、スゴッって見てた。
「いただきまぁ」二人の声が重なって、二人で笑い、二人で美味しく食べた。
その日はケンと一緒にお風呂入って寝た。
最初のコメントを投稿しよう!