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私はすごく戸惑ったけど、「………は?!まぢ?!いつ?何で?」
とレオンが早口で聞いてきた。
“あの間は寝ぼけてただけかな…。"
とちょっと安心した。
彼氏でもないレオンに対してこんなに不安な気持ちを抱えるなんて…。
やっぱり…好きなんだなぁ。
「昨日レオンが潰れてた時…私もメチャ酔ってて………チューされた……。」
正直なんて言われるか怖かった…。
嫌われたくないと思った。「は?まじ?てかお前に手出すとか許せんし!」
レオンからは想像も出来なかったような言葉が出てきた。
“え?…なんか彼女になった気分…。"
嬉しかった…。
好きな男にそんな風に言われて嬉しくない女はいないと思う。
“…それが例え嘘だとしても…そんな風に言ってもらえるだけで幸せ…。"
心からそう思えた。
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