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昨夜。
何故 と 何か
哀しみは ない
あたしのかわりに
泣きだした空が
おろしたてのスカートを濡らす。
気がつけば
冷たい滴と 温かい雫
空と一緒になった
なぜつらいのか
わかってるから
あたし ひとり
プライドが邪魔するから
見苦しいことはしないつもり
罪深い 心
壊れておしまい
あたし ひとりよ
君の声で目覚めた今朝は。
昨夜と変わらない
何も 何も変わらない
あたし 眼が腫れてる以外。
頼まれてもないのに
君を弁護して
君に 恋した罪だと説得して
全部 あたしのため
誰にも言わない
いっそ。この心
壊れておしまい
昨夜と。今朝のこと。
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