9人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ
四人同時に目が覚めたらしくそれぞれボーッとしていた
「夢……?」
誰かがそう零した
懐かしい感覚の余韻にそれぞれ浸る
「……腹減った」
暫く経つと雰囲気をぶち壊すような事をボソリと呟く奴役一名
「「「はぁ……」」」
紅濡以外全員が深い呆れたような溜め息を零す
「腹減っちまったもんは仕方なくね?」
気まずそうにしていたのが開き直り当然のように言った
これまた溜め息モノである
「馬鹿に何を求めても無駄だな」
からかうように口の端を上げ雪乃が言う
最初のコメントを投稿しよう!