+第二章-夢鏡-+

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四人同時に目が覚めたらしくそれぞれボーッとしていた 「夢……?」 誰かがそう零した 懐かしい感覚の余韻にそれぞれ浸る 「……腹減った」 暫く経つと雰囲気をぶち壊すような事をボソリと呟く奴役一名 「「「はぁ……」」」 紅濡以外全員が深い呆れたような溜め息を零す 「腹減っちまったもんは仕方なくね?」 気まずそうにしていたのが開き直り当然のように言った これまた溜め息モノである 「馬鹿に何を求めても無駄だな」 からかうように口の端を上げ雪乃が言う
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